Wineskin を使って JWW を動かす
WineHQ をソースからビルドしてもエラーが出て動かないのだった。サイトには MacOS X 用のバイナリは置いてないし、WineBottler は(Flashをインストールしていないので)ダウンロードできないしでちょっと困った。
調べてみると Wineskin が良さそうなのでこれにチャレンジしてみる。
Wineskin Winery.app をダウンロードして起動する。
Installed Engines が空なので + を押して WS9Wine1.7.0X を Download and Install する。
Wapper も空なので Update を押して Wineskin-2.5.12 を Download and Install する。
Create New Blank Wrapper を押して 空の Windows アプリのラッパーを作る。名前は適当に。この際に Wine Mono Installer をダウンロードするか?と出るのだけど、.NET を使うプログラムではないので、今回はキャンセルしておく。同じく Wine Gecko Installer もキャンセルしておく。
~/Applications/Wineskin/ 以下に JWW.app が作成されているので起動。
Install Software を押して Choose Setup Executable を押す。あらかじめ Mac に移動しておいた jww711.exe を指定。ダイアログが文字化けするけど OK を押してインストールする。
The program's executable file currently set in Wineskin is not found となっているので、/jww/Jw_win.exe を指定。
Advanced から Test Run をしてみる。無事に起動した。文字化けはしていないけどフォントの表示がきたないので後で調整。
Windows の explorer 上で JWW アイコンのスクリーンショットを撮って切り抜き。32px なんだね。で、これを MBP に移動して tiff2icns を使って icns ファイルに変換。
~/Applications/Wineskin/JWW.app をパッケージの内容を表示にして開き Wineskin.app を起動する。またしても Advanced から Icon エリアにある Browse ボタンを押して先程作成した icns ファイルを選択する。これでめでたくアプリケーションのアイコンが JWW になる。
印刷関係は動かないものの、必要な外部変形も動くので良しとしよう。